これは、先月1月18日に赤坂で行われた「イギリスを知る会」の新年パーティに、ケンブリッジ在住の日本人アーティストの志村博さんも参加され、そのとき我が国で若手バイオリニストとして注目されている小林倫子さんを同道されました。彼女は、ロンドンに7年間住まわれていた方です。
今回、彼女から以下のようなメールをもらいましたので、ご本人の了解を得て転載させて頂きます。
こんにちは。 イギリスを知る会の新年会では、お会い出来て大変光栄でした。突然の余興で演奏させていただき、とても楽しかったですが、コンサートの場では、また別の印象をお楽しみ頂けることと思います。2月11日(祝)に東京でリサイタルを開催いたしますので、ご都合がよろしければ是非お越しください。知られざるイギリスの曲も、演奏します。(わたしのHPへリンクします。)
私は大学生からの7年間をイギリスで過ごしました。イギリスを第2の故郷と思っていますが、一方ではまだまだ知らない事がたくさんあります。
例えば、私はずっとロンドンに住んでいましたので、それ以外の街はあまり知りません。それが昨年、たまたま縁あってケンブリッジでコンサートをしたところ、偶然が重なり、イギリスで活躍する志村氏と知り合うことが出来ました。現在は日本を拠点としていますが、このような出会いを通して、これからもイギリスとの繋がりを継続し、強めていきたいと考えています。音楽や芸術だけでなく、色々な分野の方とも交流できれば、ヴァイオリニスト(表現芸術家)としての懐をを広げていけるのではないかと考えています。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。小林倫子
上にある余興での演奏とありますが、まさに会場はせまくて立ちのパーティでしたから、わたしたち40名くらいが取り囲むなかでバッハのガボットとロンドを演奏してくれたのです。。さらにアンコールに応えてパガニーニのカプリースを弾いてくださいました。まじかで聴くプロのソロの演奏はまさに感激ものでした。このような難曲をサラっと弾いてみせるところは、さすがのものでした。
ということで、未だ時間の空いている方は是非一度足を運ばれることをお勧めします。
わたしは当日は別のがあって聴けないのが残念ですが、チケットはまだあるそうなので、どうぞお出かけください。
2 件のコメント:
一樂先生
お世話になっております。日本実業出版社の佐藤です。
ブログのご案内ありがとうございます。
私の二十歳の友人もこの4月からロンドンに短期留学(4,5ヶ月)するそうです。
留学したから必ず何かが変わるというわけではないのでしょうが、
目を輝かせて語る彼がいつもよりまぶしく見えました。
「わたしの履歴書」とは、すごいタイトルですね!
これからも楽しみに拝見させていただきます。
佐藤さん
早速コメントをありがとうございます。
私は、最初に海外へ行ったのが、ロンドンで1976年の3月からちょうど一年滞在しました。その間、もちろんロンドンを拠点にフランス、ドイツ、オーストリア、ベルギー、スエーデン、デンマークなどへも行き、すっかり気に入り、その後も何度もロンドンを拠点に旅をしておりますが、最後に行ったのは2004年で、すでに5年前になってしまいました。
アメリカももちろん良いですが、やはり歴史・文化の伝統に浸れば浸るほど魅力が出てくるなーという感じです。
タイトルはなかなか気の利いたものがなくてすみません。そのうち、いいのを考えてくれませんか?
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