2015年1月13日火曜日

6,7歳のころの思い出



わたしは、いまで言う小学校の6年間の前半は、東京渋谷の

大和田町にあった当時の国民学校に通った。


その頃のことで、よく覚えているのは1年生の時の学芸会で

中味はまったく憶えていないが、舞台で少しのセリフをお覚て

芝居らしきことをやった。


終了後、担任の三浦先生からとても褒めてもらった。


それから幼い僕は、将来は役者になりたいと思い、それを叔母に

話をした。当時、父親の妹が我が家に居候をして、私は結構

なついていた。


叔母にはのぶちゃんと呼ばれていたが、ある時、彼女から

「のぶちゃんは、鼻べちゃだから役者はむりだね。」と言われ

ショックを受け、それ以後、自分の顔にはまったく自信をなくし、

それはいまでもいわばトラウマになっている。


当時は、役者と云えば、「上原 謙」か「長谷川一夫」の時代だから

叔母は、この子が道を誤ったら可哀そうだと思ったのであろうが、

それは子供心にもショックだったのは、それ以後顔、その中でも

とくに鼻を観察することが多くなった。


しかし、親戚であろうが、顔のことをとやかく言うのは良くないと思う。

最近のお笑い番組などでも、よく相手の顔などをネタにしたりしているが、

あのような番組を見て育つような子供は、一体、大人になって

人の顔をお笑いのネタにしたりしないかと、気になるところだ。


このことに関連して、国民学校(今の小学校)の3年の時には、これまた

ショックなことが起こったのだが、これは次回に書こうと思う。


  1. 国民学校については、 http://goo.gl/Yc2c3s を参照。




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